【2024年夏】Pythonのおすすめ参考書8選(入門編)

この記事では『Pythonを始めたいけど、どうやって学習したらいいか分からない』といった初心者を対象に、Pythonのおすすめ入門書を8冊ご紹介します。

参考書選びのヒントと共に、各書籍の概要を簡単にまとめました。

参考書選びに迷った際には、是非参考にしてみて下さい。

こんな人におすすめ
  • Pythonを新たに始めようと思っている方
  • 参考書選びに迷っている方

参考書選びのヒント

Pythonやプログラミングに関係なく、何かを学習するうえで大切なのは『継続できるかどうか』です。

要は参考書を選ぶ際にも、その参考書を使って継続的に学習できるか?を判断基準にすることをおすすめします。

具体的には、以下の3点を考慮しましょう。

参考書を選ぶ際の判断基準
  1. 必要とする情報が網羅されているか
  2. 視覚的に理解しやすいか
  3. 困ったときのマニュアルとして使えるか

1. 必要とする情報が網羅されているか

必要な情報というのは、学習の目的に応じて人それぞれです。

基礎を固めたいのに概要しか書いていない参考書では物足りませんし、応用しか書いていない参考書ではレベルが高く長続きしません。

例えば、TOEICで730点を目指している人が、わざわざ500点や990点用の参考書を選ぶことは少ないですよね。

目的に合致した情報が網羅されている参考書を選びましょう。

  • ざっくり概要を知りたい場合 ⇒ Pythonでできることが分かる参考書を選ぶ
  • しっかり基礎を固めたい場合 ⇒ Pythonの基本的なコーディングが学べる参考書を選ぶ
  • ついでに応用もかじりたい ⇒ 機械学習等に必要なPythonのライブラリを学べる参考書を選ぶ

2. 視覚的に理解しやすいか

参考書を開いた時の読みやすさは大切です。

文字が多く行間が狭い参考書は情報量が多いかもしれませんが、内容を理解するためには1行ずつ丁寧に読む必要があり大変です。

一方で、適度に図解されている参考書は、文字として書かれている情報を図で補完し、視覚的にイメージしやすいため、理解するスピードが早くなります。

最近では、漫画や対話形式の参考書も増えており、初心者でも馴染みやすいのが特徴です。

継続的に学習を進めていくためにも、視覚的に内容をイメージしやすい参考書を選びましょう。

  • 概略図を使って簡単に説明している
  • 実際のエディタ画面で説明している
  • 漫画や対話形式で読みやすい

3. 困った時のマニュアルとして使えるか

参考書を読み終えた後にも、困った時のマニュアルとして使える1冊を持っておきましょう。

Pythonをはじめ、プログラミング学習で大切なのは実際にコードを書いてアウトプットすることです。

参考書を一通り読んで知識を蓄えるインプットよりも、実際にコードを書くために試行錯誤するアウトプットの方が自分で理解していない箇所に気付けるからです。

マニュアル的な1冊があれば『分からない内容を確認(インプット)して、またコードを書く(アウトプット)』を繰り返すことができ、効率的に学習を進めることができます。

学習を効率的に進めるにはアウトプットが大切。

分からない部分を調べられるマニュアル的な1冊を持っておきましょう!

Pythonのおすすめ参考書8選

Python[完全]入門

価格定価:3,190円(本体2,900円+10%税)
ページ数595
サイズA5判
おすすめ対象者しっかり基礎を固めたい、ついでに応用もかじりたい方
おすすめ度5.0

約600ページに渡ってPythonの基礎と応用を網羅

環境構築から丁寧に解説しており、これからPythonを始めるという初心者には心強い一冊。

最後の200ページでは応用編としてライブラリのインポート方法や自動化、データ分析、スクレイピングについても触れており、基礎から応用にスムーズに進みたい方は是非備えておきたいところ。

図解が少ないものの、全ページフルカラーで見やすいのも◎

Python1年生 第2版 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ

価格定価: 2,178円(本体1,980円+税10%)
ページ数200
サイズB5変形判
おすすめ対象者ざっくり概要を知りたい方
おすすめ度5.0

シリーズ累計15万部突破、Python学習者で知らない人はいない『Python1年生』。

全体的にイラストと対話形式で解説する内容となっており、絵本感覚でどんどん読み進めることができる、子供から大人まで幅広い年齢層におすすめできる一冊。

1年生で基礎を学んだあとは、2年生、3年生と徐々に応用、実践へとレベルアップすることができる。

2年生ではスクレイピング、アプリ開発、データ分析、3年生では機械学習、ディープラーニングとそれぞれが別冊となっており、必要な内容に特化できるのも嬉しいところ。

独習Python

価格定価:3,300円(本体3,000円+税10%)
ページ数568
サイズB5変形判
おすすめ対象者しっかり基礎を固めたい方
おすすめ度4.5

シリーズ累計10万部を誇る、大人気『独習』シリーズのPython版。

フレームワークやライブラリを使う前の基礎を押さえられる、まさに教科書的存在。

環境構築から始まり、演算子や制御構文などのプログラミングの基本となる部分に触れた上で、標準ライブラリについても丁寧に解説している。

解説、例題、練習問題の3ステップで構成されており、インプットのみならずアウトプットしながら知識を深めることができる安心の一冊。

これから本格的にPython版を学習していく方にはおすすめ。

シリコンバレー一流プログラマーが教える Pythonプロフェッショナル大全

価格定価2,860円(本体2,600円+税10%)
ページ数480
サイズA5判
おすすめ対象者しっかり基礎を固めたい、ついでに応用もかじりたい方
おすすめ度4.5

オンライン講座『Udemy』で人気No.1を獲得したPython講座をパワーアップして書籍化。

シリコンバレーで働く現役エンジニアが、世界レベルのPythonスキルを直伝している。

全13Lessonに分かれた構成となっており前半のLesson1~7は基礎編、後半のLesson9~13は応用編としてデータ解析、機械学習、Web構築に必要な知識を解説。

途中のLesson8では簡単なアプリケーション作成で演習できる内容となっている。

著者の経歴もさることながら、冒頭から終わりまで興味をそそられる内容となっており、一度は読んでほしい一冊。

スッキリわかるPython入門 第2版 (スッキリわかる入門シリーズ)

価格定価:2,750円(本体2,500円+税10%)
ページ数416
サイズA5判
おすすめ対象者しっかり基礎を固めたい方
おすすめ度4.0

購入者は無料特典として仮想の開発環境”dokopy”を使用でき、初心者がつまずきやすい環境構築が不要となりすぐにPythonを始められる工夫がされている。

サンプルコードも豊富で、併記されているQRコードをPCやモバイル端末で読み込むとdokopy上でコードを実行することができる。

全体的に対話形式や図解で解説されており、Python初心者でも読みやすい一冊。

各章の終わりに練習問題が設けられており、理解度を確認できるのも嬉しいところ。

新・明解Python入門 第2版

価格定価:2,970円(本体2,700円+10%税)
ページ数440
サイズB5変形判
おすすめ対象者しっかり基礎を固めたい方
おすすめ度4.0

C言語などのロングセラー書籍でおなじみ、『新・明解』シリーズのPython版。

Pythonの基礎を系統立てて徹底的に学ぶことができる本格派の入門テキスト。

圧倒的な情報量で基礎を網羅しており、困った時の調べものをしたい時のマニュアルとしても使用できる。

超初心者には少し難解な部分があり、情報量の割に図が少ない印象だが、応用に進む前にしっかりと基礎を固めたいという方にはおすすめ。

Pythonスタートブック [増補改訂版]

価格定価2,750円(本体2,500円+税10%)
ページ数352
サイズB5変形判
おすすめ対象者ざっくり概要を知りたい方
おすすめ度4.0

データ型や条件分岐など、Pythonの基本の『き』となる部分を分かりやすい図と共に解説。

表紙に『いちばんやさしいパイソンの本』と書かれている通り、視覚的なイメージが付きやすく、これからPythonを使って初めてプログラミング始めるという超初心者にはおすすめの一冊。

Webアプリケーションの作成やデータ解析についても触れており、Pythonでどんなことができるのかを知りたい方にも◎

いちばんやさしい Python入門教室 改訂第2版

価格定価:2,728円(本体:2,480円+税10%)
ページ数288
サイズB5変形判
おすすめ対象者ざっくり概要を知りたい方
おすすめ度4.0

プログラミングもPythonも全くの初めてという方に向けた超入門書。

『プログラミングって何?』『どうやって動かすの?』といった初めの一歩から知りたい方にはおすすめの一冊。

全ページフルカラーで対話形式の構成となっており、読みやすさ◎

情報量はあまり多くないものの、ページの半分以上を使って簡単なゲーム作りや画像認識について紹介しており、実際に課題を進めながらプログラミングの楽しさを知ることができる。

まとめ

今回厳選した8冊を目的別にまとめてみました↓

参考にしてみて下さい。

          目的          書籍名
ざっくり概要を知りたいPython1年生 第2版 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ

Pythonスタートブック [増補改訂版]

いちばんやさしい Python入門教室 改訂第2版
しっかり基礎を固めたい独習Python

スッキリわかるPython入門 第2版 (スッキリわかる入門シリーズ)

新・明解Python入門 第2版
ついでに応用もかじりたいPython[完全]入門

シリコンバレー一流プログラマーが教える Pythonプロフェッショナル大全
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