みなさん、こんにちは。ゆうと(@yutoblog_com)です。
最近は子どもへのプログラミング教育が話題になっていますよね。
小学校でもプログラミングが必修化されたり、巷でもプログラミング教室なるものが増えてきました。
筆者が子どもの頃は、習字教室やそろばん教室が人気でしたが、時代は移り変わり、今はプログラミングの時代なのでしょう。
でも、そんなプログラミング、お父さん・お母さん世代にとってはなかなか馴染みがありませんよね。プログラミングを専門的に学んだ方や、仕事にされている方以外は、その実態についてイメージするのも難しいのではないでしょうか?
このブログでは、そもそもプログラミングとは何なのか、子どもにプログラミングを習わせるべきなのか、プログラミングが出来ることでメリットはあるのかなど、お父さん・お母さん世代でも理解できるように分かりやすく解説していきます。
ブログの最後には、ぜひともプログラミングに触れてみたい / 触れさせてみたいと思った方向けに、超初心者でも簡単にプログラミングが出来るおすすめサイトを紹介していますので、最後までお付き合いいただけますと幸いです。
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プログラミングって何?
凄くざっくりと言えばプログラムを書くことです。

え、バカにしてる?と思った方、少々お待ちを。
では、プログラムを書くというのがどういうことかと言うと…
パソコンや、機械、ロボットなどに組み込まれているコンピューターを命令し、人間が思い描いたように動かすための言葉を書くこと
だと思って下さい。
ちょっとまだ難しいという方、大丈夫です。
試しにProgramという単語を辞書で調べてみましょう。
動詞であれば”計画する”とか”予定する”、名詞であれば”計画表”、”予定表”、”式次第”という意味であることが分かります。
会社に務めていると、人材育成プログラムとか教育プログラムなんて言葉を耳にしますが、ここで言うプログラムって、最初はこうして、次はこうして、最後にはこうなって欲しいという計画であったり、式次第ですよね。
コンピュターに命令するプログラミングも同じです。
人間が思い描いた通りに動いてもらうため、最初にこうして、次にこうして、最後にこうしなさいと命令する言葉を書くことなんです。
このプログラミング、普段はなかなか目にすることはないと思いますが、冷蔵庫や洗濯機などの電化製品、スマホや飛行機といった小さいものから大きいものまで…私たちの日常は、プログラミングを使った製品で溢れているのです。
なぜプログラミングが話題になっているの?
まず初めに、以下のデータをご覧ください。これは株式会社ベネッセコーポレーションによって行われた習い事に関するアンケート結果です。

この結果を見ても、プログラミングの人気が高いことが分かります。
では、なぜ急にプログラミングが人気になってきたのでしょうか?

ドラえもんを本気で作りたい!

いやいや、ガンダムでしょ!

やっぱり鉄腕アトムじゃない?
これで世代が分かりますね(笑)
もちろん筆者が子どもの頃に比べれば、今の子どもたちにはロボットが身近な存在と言えるでしょうが、人気の背景には小学校でのプログラミング必修化が挙げられます。
以下は文部科学省で発行している小学校プログラミング教育に関する概要資料の抜粋です。

2020年度から小学校でのプログラミング教育の必修化が謳われています。
必修化が1つのトリガーとなっているのは間違い無いようですが、論理的思考を養える、ゲーム感覚で楽しく学べるということも人気を博している要因と言えます。
子どもにプログラミングを習わせるべき?
さてさて、ここからが本題です。子どもにプログラミング習わせるか否か。
結論:是非とも習わせるべき。
もちろん、他に習い事をたくさんしていて時間がない場合や、経済的にプログラミング教室に通わせるのはちょっと…という方もいると思うので、絶対とは言いません。
プログラミングを習わせるべきか悩んでいる場合の参考として聞いて下さい。
筆者がプログラミングをおすすめする理由は…
プログラミング教育の指導要領に疑問を感じた
からです。

え、小学校からやってればいいじゃん。
確かに、頭の柔らかい小学校から必修化したことには同意出来ます。
でもこのプログラミング教育、別に”プログラミング”という教科が設けられている訳ではなく、算数や理科に盛り込まれているのです。
つまりは、国語、算数、理科、社会、プログラミング…とはならず、国語、算数(プログラミング含む)、理科(プログラミング含む)、社会となるのです。
算数や理科の先生も大変ですよね。いきなりプログラミングを教える訳ですから。
一方で、子どもたちも大変です。”これが学校で習ったプログラミングだ!”と社会に出た時に、”あれ?全然プログラム書けないじゃん”という事態になり兼ねません。
要は今の日本の英語教育と同じようになるのではないかと危惧しています。
”英語という授業があって、少しなりとも単語や文法を知っている”だけでは実際の英語に対応できませんよね。
筆者もアメリカへの留学経験がありますが、”何で他の国から来た留学生は喋れるのに、自分は喋れないんだ!”と歯痒さを感じていました。
事実、外国のプログラミング教育では、教える側の先生に対してプログラミングの教育を行い、それを子どもたちに教え、子どもたちは、実際にプログラミング言語を使ってプログラムを組み立てるという教育を行っているようです。
”英会話教室に通わせて、生きた英語を学ばせたい”と同じように、プログラミングもプログラムの書き方を学んで、試行錯誤しながら組み立て、物を動かすといった、生きたプログラミングを習わせるべきだと考えました。
プログラミングが出来るメリットとは

生きたプログラミングが重要なのは分かったけど、
何でそんなにプログラミングに固執するの?
こんな疑問もあると思うので、プログラミングが出来ることによるメリットを紹介します。
①論理的思考を身につける事ができる

あー、よくある謳い文句ね。
これ意外と重要なんです。筆者も社会人になってから、その重要性に気付かされました。
これはプログラミングに限った話ではありません。
例えば、何か問題に直面した時、闇雲に解決しようとしてもなかなか答えにたどり着きませんよね。
問題点はこうで、その要因はこうだから、まずここを解決したら次の要因を解決しよう。このように優先順位を決め、問題を1つ1つクリアにしていく、そのようなロジカルな思考が養われます。
しかも、このような思考に長けている人は、他人への伝え方も上手です。状況を理解し、噛み砕いて自分の言葉として要点をまとめ、簡潔に情報を伝える事ができるのです。
②自由な発想ができる

あー、よくある謳い文句ね。(2回目)
子どもの発想力って凄いですよね。筆者が子どもの頃は、ブロックでも、お絵描きでも、塗り絵でも、型にはまらない自由な発想をしていたと思います。(今となっては型にしかはまってませんが…)
この自由な発想がこれからの時代で重要になってきます。
これからの時代、IT業界が急激に成長していき、これまで人間が行っていた仕事の多くがコンピューターやロボットに取って代わられます。
つまり、単純な作業は機械に、機械に出来ないクリエイティブな仕事は人間が行う事となるのです。プログラミングは1つの動きに対して色んなアプローチ方法がありますから、試行錯誤して色んなプログラムを組み立てていく過程で、自由な発想が養われます。
プログラミングが出来ないことが理由で、子どもの将来の選択肢が狭まるなんて、お父さん・お母さんとしては嫌ですよね。
③将来的に自由な働き方が出来る
コロナが流行り始めてテレワークも当たり前になりましたが、この働き方は将来的にも続くことが予想されます。なんせIT時代ですから…。
パソコン1台あれば仕事ができる時代です。しかもプログラミングが出来るとなれば、家でもカフェでも、国内/海外問わず仕事が出来るようになります。
子どもからすれば、お金を稼ぐということについてあまり考える機会もないと思いますが、年を重ねるごとにその重要さを認識するはずです。
IT人材が不足していると言われている今、1件数十万円もするプログラミング案件などもあります。また、自分でプログラミングを組めることで業務の効率化も可能ですから、1日掛かるような仕事も数時間で終わらせることだって可能です。
余った時間は自分の好きなことや、大切な人と過ごす…そういうのもありだと思います。
子どもでもプログラミングが出来るおすすめサイトを紹介!

子ども用のプログラミングサイトは数多くありますが、筆者がおすすめするとすれば、やはりSCRATCH(スクラッチ)でしょう。
SCRATCHはアメリカのマサチューセッツ工科大学で作られた、子どもでも簡単にプログラミングを学べる無料ソフトです。
もちろん日本語版もありますし、動き、見た目、音、イベント、制御など、プログラミングに必要な文章が色ごとに分けられ、パスルのピースのように予め用意されています。
これをパスルのピースをはめ込んでいくように組み立てることで、自分の思った通りのプログラミングが出来、キャラクターを動かしたり、簡単なゲームやアニメーションを作ることが出来ます。
実はこのSCRATCH、ハーバード大学のコンピューターサイエンス講座の1回目の授業でも使用されているんです。プログラミングが全く分からない、お父さん・お母さんにも易しい内容ですので、SCRATCHを使って親子一緒にプログラミングを勉強するのも良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。プログラミング教育の実態とプログラミングの将来性をもとに、プログラミングを学ぶことの必要性を解説してきました。
子どもにプログラミング習わせようか迷っているお父さん・お母さん、参考にしてみてはいかがでしょうか
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